ツクツクボウシと夏休みのトラウマ

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空の散歩をしている時にツクツクボウシの鳴き声を聞きました。
ふっと、心と胃が痛みました。

蝉は7年間も土の中で過ごして、ようやく成虫になったと思えば、僅か1週間ほどの命。
だからでしょうか、あんなにも刹那に鳴くのは・・・

・・・だなんて、思ってはいません。
この蝉は、約5cmたらずで細形、なのに、その鳴き声のかしましさといったら。
それに、この蝉は、だいたい夏休み後半に入ったころから鳴き出しますが、小中高時代には、この声が2学期への予鈴のように聞こえたものでした。

ツクツクボ~ッシ
ツクツクボ~~ッシ
ツクツクボォ~~ッシ
ナニシテル ナニシテル ナニシテル サッサト ハジメロォ~~~

何を「サッサト ハジメロォ~~~」って鳴いているかというと、勿論「宿題を」です。

私は大学に入るまで、学校の勉強が本当に嫌いで、夏休みの宿題の中でも最も嫌だったのが「課題図書感想文」でした。
まず、読みたい本を選ぶ権利を剥奪され、興味のない課題図書を強制的に読まされ、さらには感想文を書かされるんですから、たまったものじゃない。

ところで、「勉強」という漢字ですが、中国語での意味はSTUDYではありません。
「強制する、なんとか頑張って・・・する、無理にしぶしぶ・・・する」という否定的で不満を含む意味です。
きっと私は子供の時化から、この意味を知っていたんですね。
だから、学校での勉強が嫌いだったわけです。

「嫌いでも、しなければならないことなら、しなければいけない、って、分かってるんでしょ。だったら、さっさと しなさい!」

これは、親としての現在の私が娘に向かって言う言葉ですが、何気に後ろめたいものが私の心にあるのを見抜いている娘には、効果的ではありません。

今から遡ること約30~40年前、ツクツクボウシの鳴き声は2学期が近づくにつれて、より耳障りに聞こえ、

ツクツクボ~ッシ
ツクツクボ~~ッシ
ツクツクボォ~~ッシ
ワカッテル モウチョットサ イマ ヤッテルカラ ダマッテテェーーー

と、心の中で泣いている自分がいたのでした。

最後に一句、
宿題や ツクツクボウシ かしましき    by 高校生時代のKOO
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by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-16 18:20 | いろいろ | Comments(0)
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