そろそろ季節的には終わりかけている柚子ですが、「日本人なら柚子が嫌いとは言わせませんぞ!」・・・と、いうほど私はこの東洋的柑橘果実が好きで、柚子がお店から消えてしまう前に作りたかったこのお菓子
昨日教えていただきました
名前の通り、素直に柚子の部分とチョコレートの部分で成り立っています
生地はマジパン入りココア・ビスキュイ
そこに柚子とキルシュのポンシュを打ちます
この生地でチョコレートのムースをサンドします
そして柚子のムースをのせます
どちらのムースにもイタリアン・メレンゲが入って、とても軽やかで美味しいです
チョコレートのムースに使うチョコレートは、少し特徴のある「スーパーゲアキル」というカカオ分の高いもの
一方、柚子のムースには柚子のジュースと皮はもちろんですが、フローマージュブラン(ヨーグルトのような酸味のあるチーズ)と日本酒が加えられています
ヨーグルトに似たチーズに日本酒?
「ほぉ~」と 思い、
表面のジュレには、日本酒にキルシュの組み合わせで、「ほぉぉぉ・・・」
今まで外国の方達に日本料理を紹介する時、冬場から春にかけては必ず柚子を取り入れたものを準備してきましたが、それは日本の食材だけで作るものでした
柚子+日本酒+隠し味のキルシュという和洋の組み合わせの面白さに気づかせていただいたお菓子でした