この地味なサブレは、ポルボロン
スペイン・アンダルシア地方のお菓子として有名で、特にクリスマスには欠かせない伝統菓子だそうです
アーモンド・パウダーとマロン・パウダーを炒ってからバターに加えます
栗好きの私は、マロン・パウダーを混ぜている時、「あ、焼き栗の香り~」と、嬉しくなりました
シナモンも入っていて、いい香りです
でも、食べごろは1週間後ぐらいのようで、できた後に味が育っていくんですね
でも、代官山の先生のこのポルボロンは、スペイン人の生徒さんから何度かいただいたものや、先月のニコニコ・マルシェで買ったものとはイメージが異なります
スペインに旅行したことがない私には現地の味がどのようなものかわかりませんので何とも言えませんが、私の記憶の中でのポルボロンは口の中で崩れるようなお菓子
さて、1週間後に今日焼いたこのお菓子がどのようになっているのか楽しみです
ところで、先週からキジバトの夫婦が何度もベランダ裏に巣を作ろうと試みていましたが、ドアを開け閉めするたび落ちつかなかったようで、どこかへ行ってしまいました
先日まで「可愛そうに、奥さんは身重なのかしら・・・」と心配していたら、な~んてことはない、ちゃっかり別のところに新居を構え、奥さんが鎮座なさっているではありませんか
どこかと申しますと、このカーポートにかかっているモッコウバラの中です
ほらね・・・・
あ・・・奥さん怒ってます 静かに緊張しながら、怒ってますよ 勝手に新居の写真を撮るなって
でも、奥さん 物事には順序っていうものがあるんですよ
ここの持ち主である私たちに一言断ってからにしてもらわなくっちゃね
それに、タダで居座られてもねぇ・・・
12月末までに払わなくちゃいけない税金の1部 払ってもらいますよ まったく・・・
以前「男はつらいよ キジバト編」というタイトルで書いた時とは別の夫婦だとは思いますが、どうもこの庭はキジバトに狙われます
明日は雨になるそうです
ベランダの下なら雨風を凌げるのでしょうが、神経質なキジバトには人間に近すぎて難しい場所です
モッコウバラの中に作った質素な新居 雨と風に壊されませんように