このPlein Cielという御菓子、 『空がいっぱい』という意味です
今の秋空がいっぱいに広がっているイメージに合うお菓子です
コーヒーのビスキュイ・ジョコンドの上にコーンフレークに似たクルスティアン(コーヒーテイスト)をのせ、キャラメルのババロアの中に洋梨を入れてあります
中生地にプレーンのビスキュイを入れて、キャラメルのババロアをのせ、最後にガナッシュをかけます
ガルニチュールの洋梨は、黒胡椒、アニス、リカール(アニスのお酒)などで一晩漬けてから使います
個性が強いものでマセレして、この個性が強いシロップをポンシュにも使っているので、洋梨の存在感が薄くなっているような・・・
ところで、このPlein Cielという名前は、古い映画の『太陽がいっぱい Plein Soleil』を思い出させます
若かったアランドロン 陰のある(あまり上品とは言えない)顔で、はまり役でした
あの音楽も最高でした
昔の映画は良かった・・・
さて、昨日の日曜日、産総研に散歩へ行きました
青い空に、色づいた銀杏が映えて綺麗でした
銀杏の他にも、山茶花も綺麗でした
この薄桃色の山茶花は、とても良い香で、その付近は甘い馨りでいっぱいでした
散歩が終わる頃、夕焼けが少しはじまりかけていて、駐車場横のモミジが真っ赤だな~♪
日々刻々と変化する木々の色を楽しんだ週末でした
話は変わりますが、昨日の午後のこと、リビングのドアのレールの中にカマキリを見つけました
しばらくすると、レールの溝から出てきて、柱をよじ登っているではありませんか
でも、もう力なく、私がカメラを向けようとも、逃げるそぶりさえ見せませんでした
気温のせいか、すでに相当弱っていて、このままではきっとすぐに鳥たちに見つかって食べられてしまうだろうな・・・と、少し可愛そうになりましたが、こんなに成長するまでに幾匹の昆虫たちを食べてきたのだろうかと、そう考えると・・・
そうか、次はあんたの番なんだ・・・と、なんとなく無常を感じた秋の日の昼下がりでした