イルプル*フランス菓子本科Ⅰの約100を超すメニューの中で「食べるのは得意だけど、作ることにおいて1番苦手」なものはこれ・・・
『タルト・フロマージュ(チーズのタルト)』といいます
(表面についているラインは、焼き上がり後3分ほどひっくり返しておくためです)
柔らかめに立てた卵白にフロマージュブランや粉などを混ぜた卵黄生地を混ぜて湯煎焼きするお菓子です
「チーズ・ケーキのタルト」と言う名前を聞いたら、皆さんがまず思うのは「フィラデルフィア」か「キリ」あたりのお手軽な材料でしょ
いいえ、これはイズニー社の「フロマージュ・ブラン」500g約1800円を一気に300gも使う贅沢なものなのです
下世話な話しながら、見た目よりずっと材料代のかかるチーズのケーキです
ですので、もしパティスリーでこのケーキが出ているのをご覧になったら「どうしてこの地味なケーキが他の生菓子と同じような値段なの?」とお思いにならないでください
味と食感は泡立て方と混ぜ方にかかっています
うまくできたら生地がスッと立ち上がり、口の中でホロホロと優しく溶けていきます
下手くそに作った場合はおでんのはんぺんみたいになります
今日の出来上がりは・・・どちらかというと「はんぺん」
昼ご飯前に焼き上がったので、昼ご飯に「甘はんぺん」として90度分切って食べ、おやつの時に更に45度分食べて、今、夕方に差し掛かって切り身の写真をこうして見ると・・・
ケーキがなにげに黄昏て見えます
ゴメンね、タルト・フロマージュさん
こんなに「はんぺん」にしちまって・・・
作ってしまったからには、ちゃんと責任は取りますから(´;ω;`)ウゥゥ・・・
あなたを見捨てたりしないからね(´;ω;`)ウゥゥ・・・だから、あなたも私を見捨てないでね
今夜、主人と娘に45度ずつ切り分けて、残りの45度は明日の私の朝ごはんで終了するはず(ФωФ)フフフ・・・
そして、数日あけてリベンジあるのみ(ФωФ)フフフ・・・
混ぜ方の問題を何とかしなくては
それと、湯煎にかける時のお湯の量もポイント
今日は最後までお湯が残りすぎていたようだし
それから・・・湯煎で70分ほど焼く時に型の周りに段ボールで帯を作って巻き付けるのですが、途中で外すのを忘れていて最後の20分ほどの時に慌てて外したので、次回はちゃんとこういうことにも気をつけないとね
さて、では空と散歩に行って共にカロリーを消費してきます!(^^)!