先週金曜日(12月1日)の備忘録です
この日はイルプル友達のMさんと府中の先生のお教室へ今年度最後のレッスンにうかがいました
Mさんは恒例『シュトレン』、私は『Le Renouveau ル・ルヌヴォー』を習いました
「更新」「更に新たにしたもの」と言う意味の『ル・ルヌヴォー』、今年の夏のドゥニさん講習会でのお菓子です
生地は底生地がグリーンアニスの粒を入れたダックワーズ、中生地はピスタチオのペーストのビスキュイ
中生地には両面にアブサンとガルニチュール(パイナップル)の漬け汁を混ぜてポンシュします
どちらの生地も、そのまま食べても充分1つのお菓子になる味と香りです
この2枚の生地の間に入るのは、ホワイトチョコレートとアブサンのクリーム
作り方は基本のババロアと同じです
組み立ては底生地の上にクレームを半分弱流し、ガルニチュールのパイナップルとフランボワーズをいっぱいに置きます
クリーム少々を残して、フルールの上にクリームを流して中生地を置き、残しておいたクリームを表面にのせていったん冷やします
アブサンを加えたジュレをかけて出来上がり
アブサンというのは薬草系の美しい淡いグリーンのリキュールで、ピカソ、ゴッホ、太宰治など芸術家が愛したお酒としても知られています
アブサンに似たリカールというリキュールも合わせてお試しください
ちなみに、私はアブサンの方が好みです(ФωФ)フフフ・・・
ガルニチュールにつかったフランボワーズは、先生が取り寄せてくださった国産物
冷凍ですが、解凍してもきれいなままです
先生の食材アンテナのおかげで様々な更に上質な材料に出会い、そのたびその食材を使いたいけどコストがぁぁぁ・・・というジレンマをどれほど感じてきたことでしょう
フランボワーズひとつにしても、美味しいお菓子を作るための大切な要素の1つです
さて・・・今後フランボワーズのお菓子を作る際、どうしたらいいのやら・・・と、また悩んでしまいます
簡単に手に入る通販サイトの品質とは別格ながら、それの違いを知らなければ、今まで通りの商品とその品質でいけるのかもしれません
ま、その時が来たら、考えることにしましょう
先週のレッスンでも、また沢山の試食をいただきました
時間の経つのははやいもので、先生にお世話になって間もなく4年になります
毎回、本当に色々なことを教えてくださり、また沢山の試食やお昼を御馳走になり感謝するばかりです
来年もMさんと一緒によろしくお願いいたします