2017年 04月 28日 ( 1 )

PIANO

私が4歳の時に買ってもらったYAMAHAのピアノ
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連れ添って50年 金婚式です
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調律師さんが調律しているうちにも音がおかしくなっていく状態
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調律師さんは新しいピアノを買ったほうがいいと何度も勧めてくれましたが、このピアノで私の棺を作ってもらうんです、と冗談言って過ごしていました
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でも、連休後に京都から娘のピアノがやって来て、我が家のピアノの世代交代となります
娘のピアノは電子ピアノ  昔の電子ピアノよりずっとタッチがよくなっています
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50年間の有難うとお疲れ様を込めて、鍵盤にタッチ
今ではもう指がよく動かなくなってしまいましたが、最後に弾いてみたのは『ジュ・トゥ・ヴ』と『金婚式』
どちらの曲も右手のメロディーは覚えていましたが、左手は忘れてしまっている部分がありました
鍵盤の蓋を閉めて、ランチにいらっしゃるSさんを待ちました
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Sさんはイルプルのフランス料理でお知り合いになれた食に造詣が深い方です
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先日、タイ人のお友達Nさんのところで多めに作らせてもらったグリーンカレーでランチ
お茶している時に運搬会社の担当者さんが来てくださって、ピアノは運ばれて行きました

Sさんとあーだこーだとおしゃべりしているうちに夕方
楽しい時間はあっという間に過ぎるものです

Sさんを見送った後、ピアノが置いてあった跡に残ったホコリを掃除
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2週間ほどしたら、ここに家の新メンバーがやってきます
50年連れ添ったあのピアノがいなくなったら、どれほど寂しくなるのだろうかと思っていました
でも、ぽっかり空いたこの空間を見ていると、逆に心が軽くなりました
自分にとって大切なものでも、遺された者にとってはとんでもない不要物となるのなら、これがいいチャンス
叩き割られて捨てられるのではなく、50年前の部品を持っている業者さんが修理して、アジアのどこかピアノが足りないところへ送ってくれるのですから、ピアノにとっては第2の人生が与えられるわけです

お世話になっていた調律師さんが「いいピアノですね。50年ほど前ではグランドピアノと同じ部品が使われている高価なものだったことでしょう」と、よく褒めてくれました
ローンを組んで買ってくれた両親には申し訳ない気もしますが、このことを話したら、「持って死ねないものは、順々に手放していったほうがいいのよ」と

4歳からピアノを始めて15歳まで習ったのに自慢できるほど上手に弾けるようになりませんでしたが、あのピアノを持たせてもらったことは、ずっと私の自慢です
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by BakingEveryDayTM5 | 2017-04-28 06:44 | いろいろ | Comments(0)