蒸しケーキにリボンをかけて

b0254207_22465269.jpgこれ、蒸しケーキです。
蒸気のあがった蒸し器に入れて、待つこと15分。
出来立ての温かい生地はふんわか美味しい。

冷めると・・・
出来立ての美味しさを知らなければ、冷めてもそれなりに美味しいと思うのかもしれませんが。

店で売られている蒸しケーキ(蒸しパン)は、当然冷めていて、残念ながら、蒸し立ての美味しさは絶対に味わえません。
こういうケーキこそ、お家で手作りして味わうもの。

素朴な味で、手間いらず。

そして、何よりコストが安い!
これぞ、おやつの王道!(大袈裟ぁ・・・)

最近、「おやつ」と「デザート」について色々考えます。
娘が帰宅した時には「おやつ食べる?」と言って、晩御飯の後は「デザートいる?」と言います。

確かに語源的にも「お八つ」は、午後2:00から4:00を指す時刻で、昔は1日2食だったので、その間に食べた間食のこと。
一方「デザート」は元々お・フランス語のDESSERTデセール、その語源はdes-(食卓を片付ける)+-sert(給仕する)=食卓から不用なものを取り去る。
そして、その後に供されるもの(お菓子は当然、フルーツ、チーズも含めて)。

う~ん、私の「おやつ」と「デザート」の使い方は正しいんだ。
やはり「お八つ」の方が仕事の活力により必要な意味が感じられるので、私にとっては惹かれる言葉かもしれません。
それに、食事の後のデザートは勿論不可欠ですが、夕方5:00頃に疲れと空腹を感じたときに食べる「おやつ(間食)」の美味しさと言ったら・・・もう格別!

さて、話をもとに戻しますと・・・
この蒸しケーキは、サツマイモとカボチャの色合いが愛らしく、お味も優しい。
サツマイモの黄色と紫、カボチャのオレンジ色が少し花のように見えませんか。

リボンでおめかし・・・

実は、最近とても嬉しいニュースを2つ聞かせていただきました。
幸せなニュースを聞いたからでしょうか、このように素朴な蒸しケーキも花束に見えたのは・・・。
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# by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-11 22:50 | Cake | Comments(0)

尾張の酒まんじゅう

b0254207_10102511.jpgいつまで続く?!
嬉しい いただき物。

ふ、ふ、ふ・・・
昨日はですねぇ、

ほら、酒まんじゅう。

ふとしたきっかけで お知り合いになり、
お世話になっている方に頂戴したのですが、
「世の中の御縁」って本当に不思議です。

これからも宜しくお願いいたします。
この御饅頭が「手切れ金」・・・

(おっとぉ・・・私のお里が知れる言葉づかいですので、改め・・・)
「別れの贈り物」だなんて仰らないでくださいね。

だって「尾張=終わり」の御饅頭なんですもの・・・
な~んちゃって。

さて、この御饅頭は、
ほんのり酒麹の甘い香り。
とても上品なお味です。
そして、既に箱の中の半分は私の胃の中に。

なんだか懐かしい味なんです。
最近、お盆の時期のせいか、いろいろ思い出すことが多くて。

実家の母は超・和菓子党。
手作りのお菓子と言えば、善哉、お汁粉、おはぎ。
たまに買って来てくれた洋菓子は、あんパンとクリームパン。

あんパンもクリームパンも、洋菓子ではありませんよね。
しかし、「パン」だから、母にとっては充分に「洋もの」だったのでしょう。

お菓子教室の先生も洋菓子を教えていらっしゃるはずなのに、サツマイモやカボチャのお菓子、その他どう見ても和菓子ジャンルのものがお好きな様子だし、実際出版なさった本にもレシピを出していらっしゃいます。

「味覚は幼少期に育まれるもの。」

全く、その通りです。
例えば、我が家の娘・・・・
実家の父が40代前半で脳梗塞になったため(私は当時小学生)、以後食事の味付けは極力塩分控えめとなりました。
それが、私の味となり、娘の味もそうなりました。
そのため、娘がずっと前、学校の調理実習で味付けをした結果、同じ班の友達が一口食べるや一斉に「味ね~よ!」と、醤油をザーッと、かけたとか。
「あれじゃあ、何食べてるか分かんないよ。にんじんもジャガイモも分かんないよ。」と、娘がぼやいていました。

話は、戻りますが、大人になって色々な味に出会って、味覚を磨いたとしても、最終的には原点となった味に戻るのでしょうか。

たとえば、私も春には桜餅(もちろん関西風ですよ!)を作ります。
どうしても、関東風のクレープ風桜餅が「桜餅」には見えないんです。
(注:あんこは買ってきたものを使っています。)

「食べ慣れない(食べたことのない)ものを積極的に味わってみる」ことが、味覚を磨いていくために必要だと、お教室の先生はおっしゃいます。
その通りです。
食べる前から、「嫌い」「美味しくない」と言っていては、先に進めません。

ただ、時々農作物直売所でお目にかかる「イナゴの佃煮」とか、お土産にもらう「さなぎの缶詰ボンテギ」や「鶏の首の骨」の姿を見ると、さ~っと引いてしまう方も多いのは確かですが。

そうだ、明日は土曜日、久しぶりに冷やし白玉汁粉でも作ろうかな。
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# by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-10 10:15 | いろいろ | Comments(0)

黄昏のエノコロ草

b0254207_2023914.jpg
時々、散歩にカメラを持って行きます。
周囲の住民のみなさんに怪しまれない程度に、風景にレンズを向けるのが好きです。

夕焼け空を背にして佇む1本の草。
「君の名は?」
「エノコ」

少し前までは、この空き地にエノコロ草(通称ネコジャラシ)が茂っていました。
フサフサした穂が夕風に揺らいで、ユ~ラユラ・・・ユ~ラユラ・・・。

でも、すっかり刈り取られたようで、今日は たったの1本だけ。
・・・しかも黄昏時。

エノコロさん、おまえさん1本だけ生き延びて何思う?
刈り取られた仲間たちは、まだ その空き地に散らばったまま、日々生気を失っていく。

ふと実家の父を思い出しました。

私の記憶の中の父は、ゴルフと麻雀が大好きで、週末、家にいた記憶がありません。
「私って週末寡婦」と、母は嘆いていたものです

つい数年前までは、相変わらずゴルフと麻雀のそれぞれの仲間が元気で、父も元気でした。
でも、一人一人・・・と、体調を崩したり他界なさったり。
「櫛の歯を折るように」というのは、実に このようなことなのかと思いました。

仲間の中には半世紀に渡るお付き合いの方もいたそうで、父自身も体調が優れず、すっかり気が沈んでしまったようです。

いつもと違うメンバーとでは、ゴルフをしても麻雀をしても楽しめないらしく、「お父さん、このままじゃ引き籠っちゃうね」と、心配していたら、有難いことに、古い友達からのお誘いで、今では囲碁を少し楽しんでいるとか。
よかった、よかった。

父は仲間たちとワイワイ過ごすのが好きでした。
(一方、母は一人でリュックを背負ってハイキングに出かけるのが好きです。)
歳を取ると新しい仲間に交わるのが難しくなると思います。
(私自身も、そう感じています。)


教訓①: 大好きな友達に会える時には、思いっきり会っておこう。
      私も3年前に20年来の友達(悪友?)を事故で失いました。
      本音を言って本気で「あんたって、ホント、ヤな奴」とお互い言って電話を切ったこと数えきず・・・でも、忘れた頃に、また電話をくれて・・・。
      そう、会いたい人には(しつこいと思われない程度に)会おう。
      会いたい時に会えなくなる日は突然来ます。
      先週、彼女の誕生日で、彼女のお母さんがお作りになったHPにアクセスしました。
      そこには、私と撮った写真がまだ載っていました。

教訓②: 歳をとっても一人でも楽しめる趣味を持とう。
      仲間と一緒にする楽しみは格別。でも、一人でもできる楽しみを持たないと、いつかは・・・です。

以上、本日は少々寂しい気分になったKOOでした。
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# by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-09 20:04 | いろいろ | Comments(2)

まぁるいパン

b0254207_033270.jpgみなさんは、どんなパンがお好きですか。

柔らかいパンですか。
ハード系のパンですか。

甘いお菓子パンですか。
食事系のパンですか。

私がよく作るのは、この まぁるいパンです。

(注*これは、ソースと青のりと鰹節をかけられる前のたこ焼きではありません。)

このパン 見た目からして地味ですよね。
お味も、これといって特徴がありません。
バゲット、クロワッサン、デニッシュ、クリーム・パン、クグロフ・・・等と並べて人気投票をしたら確実に投票獲得数「低っ~!」でしょう。

でも繰り返し作るのは何故でしょう。
「扱いやすい生地で、成形が簡単だから!」という理由もありますが。
多分、特徴のない味だから、飽きない味でもあるのでしょうか。

このパンを焼くたび、思い出す一節があります。

ホメラレモセズ
クニモサレズ・・・

そうそう・・・まぁるいパンも、これに近い存在。

サウイフモノニ ワタシハナリタイ

そういうものに 私もなりたい。
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# by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-08 00:07 | Bread | Comments(0)

夏休み帰省

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「帰去来兮」 
帰りなんいざ・・・
というわけで、数日帰省しておりました。

義父の初盆があり、
一足早いお盆休み。
娘は義母や従姉達に会えて、楽しい時間。
滅多に会えない娘に優しくしてくれて有難う。

80歳ちかくなった実家の両親はこれからの生活を模索中。
確かに、そろそろ考える時かもしれません。
というのも、両親が住んでいるのは3階+ロフト付の4階建の家。
約17年半前の大震災で家が壊れてから移り住んだ家で、当時はまだ60歳そこそこ、「階段の多さぐらい、なんのその!」と、とりあえず購入した家でしたが、やはり階段が多い家は今となっては大変で、今後のことを考えると不安が増すばかりなのでしょう。
当然のことです。

長男の嫁にもかかわらず不義理な嫁、且つ役に立たない兄嫁=私。
すみません。
遠くに住んでいるという口実で安穏と暮らしている親不孝な娘=私。
すみません。
あ~あ、こうやって口ばっかり・・・
謝るのは簡単なんだけど・・・

LIKE MOTHER, LIKE DAUGHTER.

「何言ってるのよ、私はあなたとは違ったわよ。」って、実家の母の声が聞こえてきそうですが、我が家の娘は、きっと私のようになるんだろうな・・・。
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# by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-07 11:24 | いろいろ | Comments(0)