MANJUSAKA~曼珠沙華

b0254207_035981.jpgMANJUSAKA
サンスクリット語からきた曼珠沙華、あるいは彼岸花。
この緋色の花を見るのは毎年秋の楽しみ。

1日10cmぐらい伸びてる?
数日で40cmぐらいになっています。
スーッっと伸びた茎は実にのびのびしていて綺麗です。
この茎のために、ガラスの花瓶を探したほどなんです。

彼岸花って、葉が全く無いのに花だけが燃えるように咲いている様子は少々不気味です。
おまけに、お墓によく植えられているので『死人花』とかいう気味悪がられるような別名や、あるいは、『狐の松明』という怪しい名前でも呼ばれてるそうです。

でも、元々は「見る者に悪から離れさせる」良い花だったそうな・・・。
さらに名誉挽回(?)に付け加えるなら、お墓や田んぼの畦道に多い理由は、毒を持っているのでモグラや野鼠の被害を防ぐためだったそうです。
なるほど

そうそう・・・遠い遠い昔ですが、阪神タイガースが日本一をはたした年の秋、大学時代の先生が「なんか・・・(散歩コースの鴨川河川に咲いている)彼岸花、今年はね・・・なんか、ものすごいよ。」と、おっしゃったのを妙にはっきり覚えています。
もしかして彼岸花が何か日本で異変が起こっているって、分かってたんでしょうかねぇ。

不思議なパワーを持っていそうな彼岸花ですが、『彼岸花』というと、子供の時に読んだ「ごんぎつね」を思い出します。
兵十のお母さんの葬列の人々が通ったあとには彼岸花が踏み折られていた・・・という一節があ、りましたが、これを読んだときゾクッとした記憶があります。

あるサイトで(どなたのサイトだったか忘れてしまいましたが)、日本語教育にかかわっていらっしゃる方のもので、興味深い文を読んだことがあります。

この一節を日本人が読むと「彼岸花=不吉なイメージ」となり、何か良くないことを仄めかしていると感じるところですが、留学生達に感想を聞くと、このような仄めかしは(ほとんど?)感じなかったそうです。
彼らは日本の昔話を感性(生まれ育った環境で育まれる文化的な受け止め方)で読むのではなく、習得した知識を駆使して読むからかもしれないと。

確かに。
あ~私自身にとっても耳が痛い内容です。
何年外国語と向き合って来ても、DNAレベルで感じ取れないものがあります。
今、彼岸花の話を通して、このことを思い出し、また改めてそう思いました。

やっぱり彼岸花は・・・私にとっては何か特別。
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# by BakingEveryDayTM5 | 2012-10-02 00:11 | 庭の仲間たち | Comments(2)

CRANBERRY CAKE

b0254207_0423216.jpgアメリカ・ニューイングランドの特産品クランベリー
日本ではコケモモの種類として、見かける時がありますね。
初夏に白っぽいシクラメンの様に反り返る花びら(?)の中心から赤い鶴の嘴のようなものが出ている姿から、CRANE (鶴)のBERRYなんだそうです。
生で食べても美味しいとは思えませんが、ドライ・フルーツにしたり、ジュースにすれば美味しいです。

クランベリーは、その収穫法がユニークです。
Bogと呼ばれる湿地帯に生えて、収穫時には機械で採る方法が10%、湿地帯に水を張ると、熟した実が勝手に外れるので、それを利用する方法が90%だそうです。
水面に浮かんだ実は紅色でルビーのように見えます。
いつか、見に行ってみたい光景です

秋の象徴ともいえる赤い実のクランベリー・ケーキは、冷凍のクランベリーを入れたアメリカンなお味。
ドライではなく、生の冷凍を使うので、酸っぱ~いですが、クリームチーズのフロスティングが甘いのでバランス的にはOKです。
クルミもはいっているので、歯触りも楽しく、美味しいです。

ただですねぇ・・・相変わらず写真がまずいんですよ。
切らずに撮ったら、何のケーキかわからないし、切って、クランベリーとクルミの入っている断面を探しているうちに、こう・・・きりちゃちゃこになって・・・小さくて可哀想な様子になってしまいました。

ところで、ハサミなどで切り刻むことを「きりちゃちゃこにする」って、言います?
おそらく99.9%の方は「言わない」って、おっしゃるでしょうね。
同じ関西出身の主人でさえ「言わないよ、なにそれ?」って、笑われました。
小さい頃から耳にして育ったのですが、これって実家両親の造語なんでしょうか。
インターネットで、あるブロガーさんが同じことを書いていました。
やはり、その方のおばあ様が「きりちゃちゃこ」って、使っていらっしゃったとか・・・。

いつかまたクランベリーのケーキをUPする時があったら、その時はもう少しましな写真をお見せできるようになっておきます~
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# by BakingEveryDayTM5 | 2012-10-01 00:45 | Cake | Comments(2)

RED & GREEN BELL PEPPER CHIFFON CAKE

b0254207_1156176.jpgシフォンケーキは甘いものだけではつまらない!
シフォンケーキはフワフワだけでもつまらない!

従来のシフォンに飽きてきたけど、
まだシフォンが食べたい!
そういう方に御提案したいのが
この塩味シフォンケーキです。

赤と緑はピーマン、
赤ピーマンがいい仕事してます。

そこにベーコンとエダムチーズも入っていて、
朝御飯にはもちろん、秋の夜長の夜食にもピッタリです。

食感は従来のシフォンとは異なります。
少しパンの様に噛めます。
でも、シフォンなんです。

「シフォンは、こうあるべき!」という固定観念は捨てましょう。
初めて食べた時は驚きます(私も驚きました)がね。
慣れたもの以外のものに出会った時、戸惑いますが、それが新しいものとの出会いですから。

いかに私がこの塩味シフォンを気に入っているかという話はここまでにして、只今より、このシフォンで朝御飯と致します。

いただきま~す。
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# by BakingEveryDayTM5 | 2012-09-30 11:57 | Cake | Comments(0)

茗荷

b0254207_045138.jpg嬉しいいただきもの
茗荷です

お釈迦様の弟子の話に由来して、「茗荷を食べると物忘れをする」とか、落語「茗荷宿」などのように言われていますが、実際には「気分を高揚させる効用、血液循環調整作用、食欲増進」など、多くの効能があります。

それより、茗荷=冥加ですよ。

私の紋は「抱き茗荷」です。
紋だなんて、古臭いですか。
でも、なんとなくIDENTITYのような感じで、紋のついた着物を着ると、御洒落着物(=紋なし、文無しではありません)を着るより、背筋がしゃんと伸びるような気がします。

そういえば、もう何年も着物に御無沙汰しています。
とても好きで、嫁入り前には着付け教室にも通っていたというのに、日々の生活に翻弄され・・・・
着る機会もなくなり・・・
そして、気が付けば40肩・・・痛くて、帯を背中側に持ち上げられないありさま。

それにしても、ごめんなさい、着物さん、全然お手入れしていませんね。
近いうちに必ずいたします!
I SWEAR TO GOD I WILL.
だって、大好きだし、何より親が揃えてくれたものですから。

着付け教室で私は優等生でした。
着付けがはやく覚えられたこともありましたが、何が他の生徒さんより優等なのかというと体型でした。
先生が「着物にとって、完璧な体型だ」と、褒めてくださいました。

しかし、この褒め言葉・・・よく考えると、どうよ?って感じです。

着付けをするとき、他の生徒さんたちはウエスから腰にかけてタオルで『くびれ』を全て埋めなければなりませんでした。
これ、『補正』と呼びますが、結構大変。

私はその時間は不要。
着付けは足元からスタート、足袋はいて腰巻して、さささっと長襦袢着て、着物を着て、帯締めて・・・
皆さんが補正がようやく終了して、さてこれから・・・というときにはチ~ン終了。

「今日も、早かったですね。ちょっと背筋が歪んでいますけど。」
「ええ、先生・・・私、着物のために生まれてきたような体型ですから。」
「ホホホ・・・おもしろい方ね。・・・ちょっと微妙ですけど。」

さて、いただいた茗荷、いくつかはサラダに使って、あとはピンク色の甘酢漬けにして保存食として楽しみます。
御馳走様です。
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# by BakingEveryDayTM5 | 2012-09-30 00:11 | いろいろ | Comments(2)

DACQUOISE

b0254207_23502146.jpg
軽い食感
でも、スルメイカのように噛みしめれば噛みしめるほど味が出てくる生地
それがダックワーズ

このダックワーズの生地はプレーン
クリームはバタークリームにアーモンドプラリネのペーストを混ぜてあります。
小さいけれど、満足のいくお菓子です。

同じ卵白のお菓子でバリエーションが楽しめるマカロン・リスに比べると、ダックワーズは実に地味・・・
お菓子屋さんでもショーウィンドーを色とりどりのマカロンが飾ることがあっても、砂色かチョコ色のダックワーズがそうすることはあり得ません.
だって、地味だもん。

マカロン・タワーは華麗
ダックワーズ・タワーではあり得ない

でも、愛してやまないダックワーズ

ところで、このダックワーズは「Daxの」という意味で、仏南部ダクス地方のお菓子で、ある本によると、19世紀末の『アンり4世』とかいう御先祖さんお菓子の生地を改良したものだそうです。
日本で見るダックワーズはほとんどが小判型。
これって、福岡「フランス菓子16区」のオーナー・パティシエ三嶋氏がパリ16区「ARTHUR」でシェフを務めていた1979年に考案なさったそうな。
驚き~ではありませんか。
私、ダックワーズはフランス人が創始者だと思っていました。

どうりで、こんなに地味なのに味わいがあるんだ~
それに、和皿が似合うんだ~
どら焼きや最中につうじる馴染みのある感覚は、そういうことだったんだ~

この背景を知ってから、ますますダックワーズ贔屓が強くなっています

あ、そうだ、今度ダックワーズを土台にしてアントルメを作ってみよう。
スポンジ台とは違った、面白いものができそうです。
そういえば、先日の娘の誕生日ケーキがそうでした。
ダックワーズ生地をタルト台のようにして、クリームとフルーツをのせて・・・私の味でダックワーズタルトを作ってみよう。
今はちょうどマスカット、イチジク、ブルーベリーが生で使えるし、缶詰の黄桃を加えても彩がよくなるし。
もし、うまくいったら、ますます贔屓しちゃうかも

うん、作る楽しみができた~
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# by BakingEveryDayTM5 | 2012-09-29 00:05 | 小さいお菓子 | Comments(0)