シックな茶系の縞々ケーキ
コーヒーの魅力を伝えるお菓子を多摩の先生に教えていただきました
底と中に使われているのはコーヒーのビスキュイ・オザマンドゥで、そこにコーヒーとホワイト・ラムのシロップを塗ります
クレーム・アングレーズ(カスタード・ソース)を作って、2つのババロアに使います
このソースに使う牛乳は、コーヒー豆を浸しておいて香りを移したもので、コーヒーの色は見えませんが風味はコーヒーです
下の方のババロアはアングレーズ・ソースに生クリームを加えたシンプルなもの
上の方のババロアは同じアングレーズ・ソースにコーヒー・エッスンス入りのイタリアン・メレンゲと挽いたコーヒー豆も加えます
底にビスキュイを敷いたら、シンプルなババロア、中生地を敷いて、コーヒー豆の粒々りババロアを重ねていきます
仕上げにコーヒー・エッセンスとホワイトチョコを入れた生クリームで表面に飾りをして、コーヒーのジュレを流して出来上がり
このジュレはコーンスターチを使っているので、いつもと違って少しモッタリ滑らかです
お菓子に「パルフェ」という名前がついています
「氷菓」という意味ですので「冷たく冷たく冷やして、いただくと美味しい」と、レッスンの時に先生がおっしゃっていましたが、本当に~
同じ代官山の先生のレシピで『プレジリアン』というコーヒーのババロアがあります
これもコーヒー尽くしのお菓子で美味しいです
でも、『コーヒーのパルフェ』に比べると、実にシンプル
『ブレジリアン』の方が気軽に作れますが、味の広がりという点においては、やはり手のかかる『コーヒーのパルフェ』には敵いません・・・