暑いですね・・・暑くて、タルトを作るには条件が良くないとしても、大好きな赤や青の果物が沢山出てきているこの季節には、無理を承知としても(大袈裟~)焼かずにはいられない私
今日はグリヨットを焼き込んだ『タルト・モンモランシー』
シュクレ生地よりもやわらかめのパート・タンドレスの上にキルシュに浸したグリヨット・チェリーを一面に並べ、メレンゲにアーモンド・パウダーとチョコレートを加えて混ぜたアパレイユをのせて焼いたものです
表面に粉糖をかけて焼くので、焼きたては表面サクっと 軽い出来上がりです
ちなみに、名前のモンモランシーはパリ郊外のクランボの産地です
イルプルーの卒研Ⅲで習ったお菓子で、ルセットには「少なくとも(キルシュに)半年以上漬けこんでおくこと」と、書かれてありました
ということは、この季節に作ろうと思えば、年明けからキルシュに付け込んで準備するってことですね
・・・1~2週間つけておきましたが、やはり味がのっていませんでした
キルシュのシャープな香りが足りない!
「季節だから」と、思いついて作ろうと思いましたが甘かった~
瓶詰のグリヨットが「ご利用は計画性を持って」と反省を促してくれました
今回使った瓶詰はドイツのものです
外国産のフルーツ=農薬まみれ というイメージが強いので、躊躇するところですが、ドイツ国内でシロップ漬けに加工されたものなら、生のまま日本へ輸入されている(腐らないように薬の風呂に入れられるような)アメリカンチェリーよりはマシであろう・・・と、自己暗示で自分を安心させて使いました
そんなに安全性を疑うなら使わなければいいのに、と自分でも思います
でも、食べたかったんです モンモちゃんを!
(モンモちゃんとは、タルト・モンモランシーのことです)
準備が遅れたために少々残念なことでしたが、それなりに美味しいモンモちゃんができて満足です
今から来年1月のスケジュール帳に「チェリーをキルシュに漬けこむ」と書いておこう
・・・・で、新しい手帳に変わった時、きっとこのことを写し忘れるんだろーなー (^▽^;)