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甘え上手な空

甘え上手な空_b0254207_0124956.jpgご覧ください、この甘えた表情で 「ちょ~だ~い」をしている空の顔。
写真の中のパジャマ姿の人物は、主人です。
晩御飯の時、空は主人の膝に顎を置いたり、このように熱い眼差しでひたらすら見つめて、

「パパ~、ちょ~だ~い。」

欲しいものがある時と、宿題を手伝ってほしい時以外は、「父ちゃ~ん」と寄って行かない二本足の長女よりも、四足ながら全身で甘えてくる次女の方が可愛いのかもしれません。

「まったく、食いしん坊だな。一口だけだよ・・・」と、何度も何度も「一口だけだよ」を繰り返す主人。
大概にした方がいいのでは?

ちなみに我が家では、私は正妻、空は愛妾のようなものです。

さらに、ご覧ください、この至福の表情の空ときたら・・・
娘の膝に挟まれてウトウトと微睡むこの顔。
「空の足は塩辛いにおいがする。くっさ~い、でも和むにおいだわぁ~。」と、娘。
甘え上手な空_b0254207_0164556.jpg
空にとっては、娘は保護者。
生まれて40日ほどで我が家へ引き取られてくるとき、娘が毛布にくるんで抱きかかえて来ました。
その日の夜から、当然夜鳴き開始・・・
一晩目、主人と私は心を鬼にして無視。
朝起きてリビングへ行ったら、娘が空を抱くようにして一緒に眠っていました。
母犬と兄弟犬の温もりが無くなった空には、娘の温かさで鳴きやんだようです。

二晩目、寝不足の娘に代わって(?)、朝には主人がリビングに。
幾晩、この添い寝が続いたか、私は知りません。

去年の3月の大震災発生時、家にいたのは空だけでした。
私達が留守の時には、空をリビングと玄関の脇に繋いでおくんですが、その近くにあるステレオのスピーカーが空の目の前に倒れ、食器棚から食器が落ちて壊れる音、本棚の本が崩れる音などに怯えながら、家族の帰りを待っていたはずです。

当日、主人は京都に、私は東京にいて帰れず、夕方に娘がスクールバスでようやく戻ってきた時、空の表情はさすがに悲愴だったそうです。
繋いであったところにあるドアには、空の爪痕が無数に残っています。
恐ろしくてドアを掻き毟っていたのでしょう。
娘は空を連れてお隣さんのお宅に伺い、事情を説明し、1晩お世話になりました。

こういう経緯からでしょうか。
空が娘に くっついていくのは。

普段、空は娘に何かと意地悪されています。
ほっぺたを引っ張られたり、マフラーでグルグル巻きにされたり、メロンのネットを被せられたり・・・・
それにもかかわらず、すり寄って行っては、また意地悪されて、しばらくして又同じことを繰り返しています。

最後に、この恰好ですが・・・
公序良俗に反する写真ながら、モザイク入れると、もっと何ですので、本日のところはありのままで失礼いたします。
甘え上手な空_b0254207_0193476.jpg

by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-26 00:27 | 空*SORA*柴犬
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