杏です
こんなにきれいな色は、他にはないのではないかと思うほどです
それに、スベスベのお肌は赤ちゃんの肌のようです
昨年までは信州の「あんずの里」さんに送っていただいていましたが、今年は注文を忘れて、気づいて急いでHPを見たら『完売』・・・
仕方ないので、近くのプルシェで1パックだけ購入
さて・・・たった7つほどしかない杏
半分はコンポートに 半分はクラフティにしました
クラフティのレシピは、河田シェフの本からなんですが、この本は2年も前に購入したまま、使ったことがありませんでした
しかも、棚の中のほとんどの本がそのような状態です
本屋さんで見て「わ~きれい~美味しそう~♪」と思ったら、買って・・・買ったら、もう作った気分になって 結局そのまま棚の中に放置
これでは、レシピを公開してくださっている方々に失礼ですね
これからは、いろいろ作ってみようと思いますが・・・・
さて、杏のクラフティ 少々焼き過ぎに見えるクラフティ
でも、アパレイユはクリーミーですから、問題なし
アパレイユには、お決まりの卵・牛乳・生クリームを準備
粉はコーンミール
理由は、薄力粉よりだまになりにくいから
香りづけにひとひねり
それは、ミントです
牛乳を温めてミントの葉数枚を入れ数分おき、牛乳に香りを移します
僅かに数枚のミントの葉ながら効果抜群でした
食べていて単調に感じやすい優しい味のアパレイユですが、そこにミントの香りがふっとすると、急にエキゾチックな印象に
そして胃の中がポッと熱くなりました
(私は不思議なことに、ミントを摂取すると、胃がポッと熱くなります)
甘いアパレイユに杏の酸味がアクセントになって、美味しくいただきました
華やかにテーブルを彩るババロアやムースのような生菓子と違って、焼き菓子は地味です
でも、テーブルの上に、焼き菓子がある風景も良いものです
ちょこっと摘み食いする楽しさと、「美味いんだなぁ~ これが」と、しみじみ思える喜びと・・・生菓子とは違う楽しみ方を教えてくれます