人気ブログランキング |

<   2012年 08月 ( 46 )   > この月の画像一覧

CAMPAGNE

b0254207_1502818.jpgこのパン、人呼んでCAMPAGNE。
お・フランス語。
直訳すれば「田舎風」・・・ですか。

名は体を表すもので、全くそのとおり。
素朴でのびのび自由奔放な奴なんです。

発酵用のカゴの中で管理されている時は、それなりにお行儀が良いのですが、オーブンの中で焼いている間に、クープの力を借りて自由な姿に膨れます。
くびれの無いどっしりしたボディ。
こんがり夏色に焼けたお肌は少々乾燥気味で固くてカサカサ。
でも中は優しさを忘れていなくて、しっとり&もっちり。
しかも、所々ぽこぽこ穴があいていて、生真面目に美しく肌理が揃った断面でないのが御愛嬌。

おやっ?
何故か私はCAMPAGNEを まるで女性を形容するかのように表現しています。
セクハラ的表現も見られます。

b0254207_152626.jpg机の下から控え目に「ちょ~だい」をしているイナカッペ顔の空を見ながら書いているから?
・・・それもあるけど、色と自由な感じが似ているからかしら。

空、あのね、お姉ちゃん(うちの娘)はね、おまえに「桜」っていう名前を付けるつもりだったんだけど、「桜は散ってしまうから」って、いつまでも無くならない「空」にしたんだよ。

そうだ、空、時には お・フランス語の名前に変えてみようか。
空は・・・CIEL!

シエル?!
どこかの漫画の主人公と同じ名前だね。
(どの漫画のことかお分かりの方は、相当な漫画好き)

「シエル!シエル!」
なんだか違和感が・・・。

やっぱり、あんたには「空(そら)」がぴったりね。

さて、お姉ちゃん(うちの娘)が、カンパーニュでサンドイッチを作ってほしいって。
空も「ちょっと、ちょ~だい」だね。
by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-15 15:05 | Bread | Comments(1)

COFFEE BAVAROIS CAKE

b0254207_1201086.jpg皆さんは、最もよく飲む飲み物は何ですか。
私は、水です。
その次がコーヒーです。
酸味の強いものは好みではありません。
苦みの強すぎるものも好みではありません。

先日の夜、主人が準備してくれた水出しコーヒーは、24+α時間で無事濾過され、それなりに美味しくいただきました。
それなりに・・・というのは、使用した豆がそれほど強い味ではなく、挽き方も極細ではなかったからですが、少し優しい味のアイス・コーヒーとなりました。

「やり直し!もう1度!」と、主人。
今日、竹園珈琲さんに行ってマスターに相談して、エスプレッソ用の豆を購入。
親切なマスターは仕事の手を止めて、対応してくれました。

今夜、アイス・コーヒーの実験が再びなされるようです。
今回は、エスプレッソ用の豆を極細に挽いて、2つに分けます。
1つはお湯を注いで、非常に濃いコーヒー液を作って冷やし、飲むときに氷を入れて希釈する方法。
もう1つは、水出しで。

同じ豆でも、淹れ方によってお味が違います。
さて、どちらの方が美味しいでしょう。
主人が目指す『すっきり、シャープな味』のアイス・コーヒーに一歩近づけるでしょうか。

それは、また24+α時間後のお楽しみです。

ところで、飲むコーヒーから食べるコーヒーのほうへ話は変わりますが、食べるコーヒーと言えば、コーヒーゼリーがまず思い浮かぶと思います。
みなさんは、コーヒーゼリーがお好きですか。

コーヒーゼリーと私は(確か)同じ年です。
約半世紀を生きてまいりました。
コーヒーゼリーは多くの種類が開発され、進化を遂げてきました。
私も僭越ながら『亀の甲より年の功』でございます。

しかし、残念ながら私はこの同級生をあまり好いてはおりません。
食わず嫌いではありません。
いろいろ試した結果、コーヒーを使ったお菓子なら、コーヒー・バター・クリームのモカロールか、このブログの写真のようなスポンジとババロアのコンビネーションのケーキが好きだとわかりました。

このケーキは先ずスポンジ生地とババロアを組み立てておいて、冷凍庫でお休みしてもらっていました。
(他にも甘いものが有ったので・・・)
そして、今日ジュレをのせて仕上げました。
(ジュレが柔らかくて、切ったとたんに下がってきます)
洋酒を使っているので、コーヒーだけでなく少しおもしろい香りがあります。

「お酒のにおいと味、大丈夫?強くない?」と、私。
「OK、おいしいよ」と、主人。
(主人は、アルコールに弱いんです)

「酒のにおい?全然強くね~よ。でも、うまい」と、娘。

ムスメヨ、キミハ ハハニ ニテシマッタ ヨウダネ・・・・
by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-15 12:00 | Cake | Comments(1)

CARROT CAKE

b0254207_1675062.jpgニンジンのケーキを作る時、いつも迷うことがあります。
それは「バターを使おうか、ひまわりオイルを使おうか」ということです。

昨夜は結局「ひまわりオイル」にしました。
理由は簡単、最近盆休みを口実にほとんど動いていません。
どちらも油脂に変わりはありませんが、ちょっとヘルシー&軽い味の感覚で、ひまわり油。

もう1つ迷うことがあります。
それは「クルミは絶対はずせないけど、レーズンを加えるかどうか」ということです。

昨夜は結局、クルミだけにしました。
理由は簡単、レーズンが足りなかったんです。

さて、私には変なこだわりがあって、千切りにしたニンジンを「これ生地に混ざるの?天ぷらのかき揚げみたいになるんじゃない?」と思うほど入れるのが好きです。

もうひとつ、ニンジン・ケーキは、他のパウンド型ケーキよりも大きく焼くのが好きなんです。

さて、ド~ンとパンのように焼けたケーキの上に、クリームチーズ+バター+砂糖を混ぜたものを豪快に塗って・・・

出来上がり!!!

・・・って、このトッピングしていたら、全然ヘルシーでライトなケーキではない!かもしれません。
しかし、このトッピングが無いと、「私のニンジン・ケーキじゃない!」というのも、実はこだわりです。

実際、このケーキは見た目、とても武骨で喉に詰まりそうですが、食べてみると、思ったほど重いテイストでもテクスチャーでもありませんし、お腹にもたれないのが自慢(?)です。
SMUG FACE !

YOU CAN’T JUDGE IT FROM ITS APPEARANCE ONLY.
by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-14 15:58 | Cake | Comments(0)

雨の日

b0254207_11532418.jpg久しぶりの雨です。
昨日の夜「・・・明日は庭に水撒きしなきゃ」と思っていたので、思わぬ天からの恵み。

今日の様に静かに降っている雨の日は、光が弱く、外が静かになるので、自然とフアァ~・・・
本を読みながら椅子に座ったままで、10分ほど眠ってしまっていました。
滅多にうたたねしない私ですが、お盆休みで気が緩みっぱなしです。
このままでは、お盆明けに社会復帰できなくなりそうなので、アブナイ アブナイ。

そうだ!
先ず昨日作った『ニンジンのケーキ』と『コーヒー・ムースのケーキ』をフィニッシュさせなきゃ。

今日、ずっと欲しかったものが届くんです。

さて、なんでしょう?

それが届くまでに、急いでフィニッシュさせなきゃ。
よし、行動開始!
by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-14 11:50 | いろいろ | Comments(0)

抹茶ムースの抹茶ゼリーがけ

b0254207_271684.jpg
白い陶器の容器の中に、
エメラルド・グリーンの物体が・・・。

スライムではありません。
小学校の池から汲んできた水でもありません。

抹茶のゼリーです。
その下には、抹茶のムースが隠れています。

娘は、抹茶ものが大好き。
そして、こういうヤワヤワ&プルプル系のお菓子が大好き。

毎日、夏休みの宿題に追われているので、気分転換の時に・・・と思い作ったわけです。
きっと完璧なおやつタイムになるであろうと! 
with a smug face

「どう?おいしい?」
「うん、おいしい~。お母さん、ありがとう。また作ってね!」

というのは、余所様のお宅でのこと。
我が家では決して期待できない模倣的な母娘の会話ですな。

「どう?」
「まだ食ってねぇ~よぉ。」

「おいしい?」
「ん・・・普通に美味しいよ。」

「母ちゃん、あのさぁ・・・」
「なに?」
「餡子、買って来て。あとで、2つ目食う時、餡子のっけたい。この味、単純だから・・・餡子ほしい。」

OKですよ、ご要望通りに。
残った餡で、先日、作る予定だった白玉汁粉を作ろうかね・・・
by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-14 02:08 | 和風Sweets | Comments(0)

主人のICED COFFEE

b0254207_849847.jpg我が家では、コーヒー及び紅茶及び緑茶を淹れるのは、私ではありません。
主人が豆のまま買って来て、飲む時その都度挽いて、ネル・ドリッパーで丁寧に淹れてくれます。

それぞれ適切なお湯の温度を遵守、適切な淹れ方に従って、美味しく飲ませてくれます。
私はケーキを作る時には温度を気にしますが、お茶類の場合は非常にいい加減です。
なので、美味しい飲み物は、私に期待できません。
主人に任せてあります。

昨夜は11:00頃に、ミルでゴリゴリ・・・ゴリゴリ・・・・
「水出しコーヒーを作ってみようと思って。今から準備したら明日の夜には飲めるだろうからね。」

・・・24時間待つんだぞ、って?!

アイス・コーヒーを飲み干すのにかかる時間は、シャワーの後なら約3秒から5秒。
でも、今夜準備したアイス・コーヒーは、いつも以上に、よく味わいたいと思います。

主人は、仕事柄か本来のnatureなのか、分かりませんが、何かに興味を持つと突き詰めます。

料理について言えば、かなり前は、「煮かえし」に凝っていました。煮かえしを作った後の昆布で、それはそれは美味しい佃煮を作ってくれていました。

その次は、「スパイス・カレー」。
泣きながら玉ねぎ刻んで、腕が悲鳴あげるほど丁寧に炒めて、スパイスを配合するんです。
私にも労力の協力を求められて、美味しかったですが、再度『マイ・ブーム』到来の際には、全てお任せしたいと思います。

それから・・・少し前は「チャイ」。
毎晩のようにスパイスをミルクパンに放り込んで作ってくれました。
「どこで作り方を見たの?」と聞いたら「これこれ・・・」と、インド人が道端でチャイを鍋から噴き溢しそうになりながらも上手に吹き溢さず作っている(ロケットニュースとかいうサイトの)動画を見せてくれました。
初めの2回ほどは、火加減が難しくて、牛乳が急にワァ~~と吹き上がってきて、コンロが牛乳浸し・・・。
おかげさまで、チャイだけでなく、コンロを磨く機会もいただきました。

今夜からは「水出しコーヒー」かしら。
でも、あの動画の続きに「ラッシー」があって、それにも興味津々の御様子。

「ラッシー」に凝るなら、スパイス・カレーもお願いします。
楽しみにしていますから。
よろしく。
by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-13 08:50 | KOO食堂 | Comments(0)

THE ENGLISH KILL THEIR LAMB TWICE?!

さて、皆さん質問です:
『郵便配達はベルを二度鳴らす』は、映画のタイトルです。では、「イギリス人はラムを二度殺す」は、どういう意味でしょうか。

b0254207_11444973.jpg

それは、1回目は肉にするため殺して、もう1回は焼き過ぎて食べられないものにしてしまう、という意味なんだそうです。

念のために申し上げておきますが、これはイギリス人のエッセイの中での文であって、私の意見ではありません。
イギリス人(the Britishではなくthe English)にとっては、随分な言われ方ですね。

しかし・・・・な~るほどねぇ・・・的確な表現かもしれません。
産業革命が無かったら、もう少し食文化も変わっていたかもしれませんが。

確かにイギリス人は肉を非常に慎重によ~く焼いて食べるような印象があります。
貧しかった庶民が衛生のために、そうしていた習慣が今ものこっているせいでしょうか。

ところで、私はラムが大好きです。
(主人と娘も多分好きだろうと思っています。)
北海道のラムを仕入れているお肉屋さんがあって、しばしば買いますが、今年の春に何度か「北海道のラムは入っていますか」と尋ねても、答えはいつもNOでした。

1回目は「すみません、今日は無いんです」と。
2回目は「すみません、今日も無いんです」と。
3回目は「しばらく入りません。」と。
そして、4回目には「秋までお待ちください」と。

秋まで???

「どうして、秋までなんですか?」と、聞いてみたら、その答えは「ちょうど今、春の出産が終わって育てているところで・・・秋には、間に合うかと思われます」でした。

・・・・何と生々しく残酷な現実よ!
ラムは悔いたし 恨まれたくはなし。

そういえば、大学生の頃に通った辻の先生が、ある授業の時、活きが良くて、(我々人間に対して)威嚇しまくりの伊勢海老を掴んで「人間て、ホンマ残酷やねぇ。しかし、まぁ、堪忍な~。」と、伊勢海老を真っ二つに・・・。
そのあとの受講生へのお言葉が「一気に、やったってや~」。

そうですね。
それが伊勢海老に対して、せめてもの償いということで。

あと2か月ほどで、お肉屋さんに北海道のラムが出ます。
あ~あ、あの時「どうしでですか?」なんて、聞かなければよかった・・・。
by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-12 11:54 | いろいろ | Comments(0)

蒸しケーキにリボンをかけて

b0254207_22465269.jpgこれ、蒸しケーキです。
蒸気のあがった蒸し器に入れて、待つこと15分。
出来立ての温かい生地はふんわか美味しい。

冷めると・・・
出来立ての美味しさを知らなければ、冷めてもそれなりに美味しいと思うのかもしれませんが。

店で売られている蒸しケーキ(蒸しパン)は、当然冷めていて、残念ながら、蒸し立ての美味しさは絶対に味わえません。
こういうケーキこそ、お家で手作りして味わうもの。

素朴な味で、手間いらず。

そして、何よりコストが安い!
これぞ、おやつの王道!(大袈裟ぁ・・・)

最近、「おやつ」と「デザート」について色々考えます。
娘が帰宅した時には「おやつ食べる?」と言って、晩御飯の後は「デザートいる?」と言います。

確かに語源的にも「お八つ」は、午後2:00から4:00を指す時刻で、昔は1日2食だったので、その間に食べた間食のこと。
一方「デザート」は元々お・フランス語のDESSERTデセール、その語源はdes-(食卓を片付ける)+-sert(給仕する)=食卓から不用なものを取り去る。
そして、その後に供されるもの(お菓子は当然、フルーツ、チーズも含めて)。

う~ん、私の「おやつ」と「デザート」の使い方は正しいんだ。
やはり「お八つ」の方が仕事の活力により必要な意味が感じられるので、私にとっては惹かれる言葉かもしれません。
それに、食事の後のデザートは勿論不可欠ですが、夕方5:00頃に疲れと空腹を感じたときに食べる「おやつ(間食)」の美味しさと言ったら・・・もう格別!

さて、話をもとに戻しますと・・・
この蒸しケーキは、サツマイモとカボチャの色合いが愛らしく、お味も優しい。
サツマイモの黄色と紫、カボチャのオレンジ色が少し花のように見えませんか。

リボンでおめかし・・・

実は、最近とても嬉しいニュースを2つ聞かせていただきました。
幸せなニュースを聞いたからでしょうか、このように素朴な蒸しケーキも花束に見えたのは・・・。
by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-11 22:50 | Cake | Comments(0)

尾張の酒まんじゅう

b0254207_10102511.jpgいつまで続く?!
嬉しい いただき物。

ふ、ふ、ふ・・・
昨日はですねぇ、

ほら、酒まんじゅう。

ふとしたきっかけで お知り合いになり、
お世話になっている方に頂戴したのですが、
「世の中の御縁」って本当に不思議です。

これからも宜しくお願いいたします。
この御饅頭が「手切れ金」・・・

(おっとぉ・・・私のお里が知れる言葉づかいですので、改め・・・)
「別れの贈り物」だなんて仰らないでくださいね。

だって「尾張=終わり」の御饅頭なんですもの・・・
な~んちゃって。

さて、この御饅頭は、
ほんのり酒麹の甘い香り。
とても上品なお味です。
そして、既に箱の中の半分は私の胃の中に。

なんだか懐かしい味なんです。
最近、お盆の時期のせいか、いろいろ思い出すことが多くて。

実家の母は超・和菓子党。
手作りのお菓子と言えば、善哉、お汁粉、おはぎ。
たまに買って来てくれた洋菓子は、あんパンとクリームパン。

あんパンもクリームパンも、洋菓子ではありませんよね。
しかし、「パン」だから、母にとっては充分に「洋もの」だったのでしょう。

お菓子教室の先生も洋菓子を教えていらっしゃるはずなのに、サツマイモやカボチャのお菓子、その他どう見ても和菓子ジャンルのものがお好きな様子だし、実際出版なさった本にもレシピを出していらっしゃいます。

「味覚は幼少期に育まれるもの。」

全く、その通りです。
例えば、我が家の娘・・・・
実家の父が40代前半で脳梗塞になったため(私は当時小学生)、以後食事の味付けは極力塩分控えめとなりました。
それが、私の味となり、娘の味もそうなりました。
そのため、娘がずっと前、学校の調理実習で味付けをした結果、同じ班の友達が一口食べるや一斉に「味ね~よ!」と、醤油をザーッと、かけたとか。
「あれじゃあ、何食べてるか分かんないよ。にんじんもジャガイモも分かんないよ。」と、娘がぼやいていました。

話は、戻りますが、大人になって色々な味に出会って、味覚を磨いたとしても、最終的には原点となった味に戻るのでしょうか。

たとえば、私も春には桜餅(もちろん関西風ですよ!)を作ります。
どうしても、関東風のクレープ風桜餅が「桜餅」には見えないんです。
(注:あんこは買ってきたものを使っています。)

「食べ慣れない(食べたことのない)ものを積極的に味わってみる」ことが、味覚を磨いていくために必要だと、お教室の先生はおっしゃいます。
その通りです。
食べる前から、「嫌い」「美味しくない」と言っていては、先に進めません。

ただ、時々農作物直売所でお目にかかる「イナゴの佃煮」とか、お土産にもらう「さなぎの缶詰ボンテギ」や「鶏の首の骨」の姿を見ると、さ~っと引いてしまう方も多いのは確かですが。

そうだ、明日は土曜日、久しぶりに冷やし白玉汁粉でも作ろうかな。
by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-10 10:15 | いろいろ | Comments(0)

黄昏のエノコロ草

b0254207_2023914.jpg
時々、散歩にカメラを持って行きます。
周囲の住民のみなさんに怪しまれない程度に、風景にレンズを向けるのが好きです。

夕焼け空を背にして佇む1本の草。
「君の名は?」
「エノコ」

少し前までは、この空き地にエノコロ草(通称ネコジャラシ)が茂っていました。
フサフサした穂が夕風に揺らいで、ユ~ラユラ・・・ユ~ラユラ・・・。

でも、すっかり刈り取られたようで、今日は たったの1本だけ。
・・・しかも黄昏時。

エノコロさん、おまえさん1本だけ生き延びて何思う?
刈り取られた仲間たちは、まだ その空き地に散らばったまま、日々生気を失っていく。

ふと実家の父を思い出しました。

私の記憶の中の父は、ゴルフと麻雀が大好きで、週末、家にいた記憶がありません。
「私って週末寡婦」と、母は嘆いていたものです

つい数年前までは、相変わらずゴルフと麻雀のそれぞれの仲間が元気で、父も元気でした。
でも、一人一人・・・と、体調を崩したり他界なさったり。
「櫛の歯を折るように」というのは、実に このようなことなのかと思いました。

仲間の中には半世紀に渡るお付き合いの方もいたそうで、父自身も体調が優れず、すっかり気が沈んでしまったようです。

いつもと違うメンバーとでは、ゴルフをしても麻雀をしても楽しめないらしく、「お父さん、このままじゃ引き籠っちゃうね」と、心配していたら、有難いことに、古い友達からのお誘いで、今では囲碁を少し楽しんでいるとか。
よかった、よかった。

父は仲間たちとワイワイ過ごすのが好きでした。
(一方、母は一人でリュックを背負ってハイキングに出かけるのが好きです。)
歳を取ると新しい仲間に交わるのが難しくなると思います。
(私自身も、そう感じています。)


教訓①: 大好きな友達に会える時には、思いっきり会っておこう。
      私も3年前に20年来の友達(悪友?)を事故で失いました。
      本音を言って本気で「あんたって、ホント、ヤな奴」とお互い言って電話を切ったこと数えきず・・・でも、忘れた頃に、また電話をくれて・・・。
      そう、会いたい人には(しつこいと思われない程度に)会おう。
      会いたい時に会えなくなる日は突然来ます。
      先週、彼女の誕生日で、彼女のお母さんがお作りになったHPにアクセスしました。
      そこには、私と撮った写真がまだ載っていました。

教訓②: 歳をとっても一人でも楽しめる趣味を持とう。
      仲間と一緒にする楽しみは格別。でも、一人でもできる楽しみを持たないと、いつかは・・・です。

以上、本日は少々寂しい気分になったKOOでした。
by BakingEveryDayTM5 | 2012-08-09 20:04 | いろいろ | Comments(2)